FX取引の基本用語「ポジション」についてお話したいと思います。
なぜ、基本的なことを今さら?とお思いでしょうが、先日同僚と話をしていた際「ドルを買って、値が下がると困るからユーロも買っておいたんだ、そしたら円が上がっちゃってさ~」。私にはさっぱり意味が分かりません。
そこから、FX取引の基本であるポジションについて、納得して貰うまでにどれだけ苦労したことか・・・。ということで、しばらくお付き合いください(笑)。
FX取引において、通貨ペアの組み合わせのどちらに位置するのかが一番重要です。位置は、そのまま英語にしてポジション。相場の話をする際は必ず売買の組み合わせとポジションを示さなければなりません。
同僚の話を手直しすると、こうなります。
「ドル/円の買いポジションと、ユーロ/円の買いポジションを持っていたところ、ドルが急落しどちらのポジションも損益となった」
これなら、FXを知っている人なら誰でも理解をしてくれます。
言葉のルールをきちんとしておかないと、混乱するというのがお分かり頂けたでしょうか?
売りと買い、どちらのポジションを取るか。
FX取引はこの決断に全てがかかっていると考えていいでしょう。どの通貨ペアであれ通貨ペア単独で値動きを察知できるほど、FXは甘くありません。
基軸通貨であるドル、第二の基軸通貨として注目を集めるユーロ。この2つのバランスによって、現在の相場が左右されていると言えます。ドルが下落すれば、ユーロは上がりやすいといえます。(もちろん、一概には言えませんが。)
まず、下の2組の値動きをチェックすることから、相場全体の流れを勉強するといいでしょう。
どちらも、馴染みの深い円絡みというのも我々日本に暮らす者としてはプラスです。日本の景気動向は生活を持って知ることもできるのですから。上記2組の値動きは反対の動きをすることが多いのです。
であるならば、どちらか一方の取引を考えているのであれば、もう一方を見ない手は無いということ。
もちろん、絶対に反発しあうものではありません。当然、円高傾向が強ければ、どちらの通貨も下落傾向になるのですから。後々紹介する「トレンド分析」を用いて研究していくというのは日課にしてもいいほど、重要な要素なのです。
相場の状況は日々異なりますので、日々のチャートは相場全体を見るようなクセをつけましょう。
特定の通貨のみが好調な場合があります。他の値下がり具合を比較してみると、その強弱に違いが出るものです。
仮に、ポンドのみが好調な場合、「どの通貨が一番ダメージを受けているのか」マイナー通貨を含めて観察するのです。その結果をエクセルなどに書き出して、記録していくのも面白いかもしれません。「逆もまた真なり」、その記録は必ず分析ツールを超えた判断力【相場眼】として活きてくるはずです。
このような、些細なことからでも勉強する姿勢が大切。分析チャートの通りに売買して結果が出せるなら、事業仕分けなんて必要無い国になってます(笑)。